日記

散歩

夢の跡

夏と秋の狭間に。 出張も兼ねて、母と一乗谷に行った。それはまだ夏と秋の狭間の汗ばむほどの暑い日だった。午前の仕事が早く終わったので、母と一緒に車で向かった。数日前に地元の方から『流行りの観光地もいいですがこの辺に来られたらぜひ、一乗谷は風情...
日記

自分探しの旅。

大不幸。 私は今までに一度だけ、自分探しの旅に出たことがある。結婚してから家族のこと義理の兄夫婦のこと、舅姑のことで追い込まれた時のこと。ただ子どものために、これが結婚生活というものだと我慢した。でも、ストレスで不整脈が続き腕が上がらなくな...
散歩

午後のガーデンテラス

強い人 20年ぶりに、大学時代の友だちと六甲山で再会した。彼女とはクラスは違ったが心理学のゼミでよく話をした。彼女は良い成績を収めて念願の研究所に入り、そこで何年もの間すべてを犠牲にして働いた。しかし、10年ほど前に体調を崩してしまい手術を...
日記

猿蟹合戦のその後。

カフェで編み物。 今日は口コミで知った編み物教室に行ってきた。それは不定期で年に数回程度カフェで行われ、ドリンクとお菓子付きで3時間受けられる教室。お題は特になく、分からないことを聞く人もいたし、先生のキットを購入して編む人もいた。始めて先...
日記

ガサガサ

生き物のこと。 最近、ガサガサ系ユーチューバーの動画をよく見る。用水路や田んぼ沿いの川もしくは海など生物がいそうな場所に行き、タモでガサガサして観察したり生態系について考えたりしているのを見て面白いと思うようになった。ペットショップにいる生...
日記

アンジュさま

白檀の香り 次男が就職活動を始めた頃の話。次男と環状線を車で走りながら、『こんなにビルがたくさんあって会社もたくさんあるのに、どうしてなかなか内定が貰えないんだろうね。一社くらい入れるところがあってもいいと思うんだけど。』そんなことを話しな...
散歩

夏の終わりに。

いつかの駅で 国道からはずれて田舎道を走って行くと、線路沿いに木造の小さな駅がある。時代に置いて行かれたようなその駅は夕暮れ時のせいか、何処か懐かしいような胸がキュンとする感じがする。前に立ち寄った時には、震災を応援する風鈴がいくつも掛けら...
日記

夏の感じ方。

納涼祭 私の地区でも、数年ぶりに納涼祭が行われた。いくつかの出店が出て、簡単な踊りもあった。のど自慢や花火は省かれたが、それでもみんな十分楽しそうだった。すくった金魚を見せあったり焼きそばを頬張りながら、楽しそうに笑う子どもたちもいた。マス...
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たまごっち

誰かの忘れ物。 会社の倉庫を掃除していたら、誰かのたまごっちが出てきた。休み時間にボタン電池を入れてみたら動いた。そういえば、昔に流行ったな。でも時間がないからと机の上に置いていたら、後輩が『通信できるといいのに。』と言うから携帯のアプリを...
日記

散歩する

モジャの散歩 犬のモジャは今日も近所を散歩する。広島カープの赤いユニホームを着せてもらい大好きなおばさんと一緒に、嬉しそうに歩いていく。雨の日も風の日も、疲れたらおばさんに抱っこしてもらって散歩する。先日、長男と玄関先で話をしているとモジャ...