編み物したり、洋裁したり。

日記

先生、お元気でしょうか?玄関先で足を骨折して、そのすぐ後に癌が見つかり入院されてから2年になります。それまでは先生のご自宅へ月に2回ほど、編み物を教わりにいくのが私の楽しみでした。一緒にかぎ針で編みぐるみを編んだり、お喋りをしながら洋服の編み図を考えるのがとても楽しかったです。先生のご自宅の近くを通った時にお部屋のカーテンが閉まったままなのを見ては、まだ病院なんだと連絡も出来ずにいました。そのうち編み物をする機会も減り、今は洋裁スクールに通い時間が空いたらミシンを踏んでいます。社会人になって新しいことを学ぶことや趣味で人と関わることは大切な気がして出来るだけ、洋裁スクールに通ったりもの作りのイベントに参加したりしています。そんな私の休日は、発見があったり学びがあったりけっこう楽しい。出会いと別れを繰り返し、この歳になって親友に出会うこともできました。今の生活が一番楽しい、そう思える自分が嬉しい。その親友と長電話をしたりおうちで料理を教わったりして、学生時代に戻ったようでわくわくすることも増えました。歳の差は17年。最近私のことを『若い友だちができた。』といろんな人に嬉しそうに話しているらしい。彼女も私のことを親友だと思っているといいな。

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