偲ぶ会にて。
先日、友人の父の偲ぶ会に行ってきた。議員の父を持つ彼女とは幼馴染み。普段は別の所に住んでいるが、定期的に会ってお茶をしたり雑貨巡りをする。その日は知名度の高い議員の偲ぶ会とあって、会場は満席だった。何人かの議員のスピーチの後映像が流され、故人の長きにわたる多くの功績を振り返った。そして、最後に1人1本順番に献花を供えた。‥生きているうちに私は、人生に足跡を残すことが出来るだろうか。人生最後の日に、人のために1つでも何か貢献することが出来ているのだろうか。そんなことを考えながら、1本の白い花を故人に手向けた。
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若い頃の彼女。
偲ぶ会の後、少しだけ友人と話した。これから、親戚のところで挨拶をして今日はご主人の実家に泊まるそうだ。短い間に両親を失って寂しい友人だが、ふたりの立派な子どもさんがいてくれるからきっと大丈夫。長男夫婦はお嫁さんが体調を崩して車に休んでいたので会えなかったが、娘さんには会えた。子どもの頃から見ているので、とても懐かしい気がした。水玉模様のワンピースを着ている娘さんは、若い頃の友人にそっくりだった。紺に白の水玉模様のワンピースを着て凛と立っている彼女は、若い頃の友人を見ているようだった。人は別れと出会いを繰り返しながら生きていく。これから先寂しいこともあるだろうけど、きっと友人は娘さんや息子さんと一緒にいろんなことを乗り越えていくのだろう。
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