たった一つの成功法則。
最近、神田昌典さんの『非常識な成功法則』を購入して読んでいる。長男によれば、ほとんどの成功者の方々がこの本を一度は手にしたことがあり、たった一つのことをするだけで成功してしまうという凄い本らしい。長男はYouTubeの解説動画でこの本のことを知り、興味を持って読んでみたらしい。なるほどと思うことがあり、とにかく実行してみたそうだ。そしたら少しずつ上手くいっている自分がいて、数年先の成功に近づいた自分が見えて来たそうだ。そのたった一つの成功法則とは自分の夢を紙に書いてみること。お気に入りのノートを作って、思いついたことを書いてみる。そのノートを持ち歩いて1日に何度もノートを見るようにすれば、より早く夢に近づくそうだ。私がこの本を初めて読んだのは長男が帰省したその日で、しばらくして再度図書館で借りて読んだ。そして今は自分で購入して読んでいる。そういえば帰省の時に長男が笑いながら言っていたことがある、『紙に書いた内容はトップシークレットだから、落としたら大変なことになるね。』そう話す息子とふたりで大笑いした。
『二兎を追う者は一兎をも得ず』
長男から成功法則を教えてもらって、それではやってみるかとまずはメモ用紙に叶えたい夢を書いてみた。そしてもう1枚、昼食の用意をスーパーマーケットから買ってこようと食材をメモ用紙の書いた。お気に入りのノートはまだなかったので、叶えたい夢の紙と食材を書き出した紙の2枚を握りしめてスーパーマーケットに着いたが、車から降りる時に強風に煽られて紙を風に飛ばされてしまった。どちらか1枚でもと悩んでいる間に食材を書いた紙は右に、叶えたい夢の紙は左に飛んでしまった。叶えたい夢の紙を他人に見られるのは恥ずかしいけど、買い出しの紙も私には同じくらい大切なものだった。まさに、二兎を追う者は一兎をも得ずである。
トラウマを乗り越えて。
ひどい目にあってうちに帰って、ご飯の用意をしていると長男がキッチンにやって来た。『お母さん、元気ないね。どうかしたの?』と心配してくれたので、少し前に起こった事件を話した。そしたら、さんざん笑った後に『お母さんの書いた紙を拾った人は笑顔になったと思う。少なくとも、今日のお母さんはふたりの人を笑顔にすることが出来た。』と言った。まぁ難ありだけど、トラウマにならないように頑張るぞ。
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