土いじり

日記

幸せになる理由

土いじりがストレス解消になるのは、土の中のバクテリアが幸せホルモンのセロトニンを分泌するニューロンを活発にすることが期待されているから…。土いじりのメリットは他にもうつ病防止・気持ちを前向きにさせてくれる・子どもの五感の発達などたくさんあるらしい。子どもの頃にどろんこ遊びが楽しかったのも、歳をとってから畑を始める人が多いのにも理由があったんだね。最近の若者に菜園を始める人が多いのもそのせいかも知れない。もしかしたら私が最近、お部屋の中に観葉植物を飾って癒しを感じているのもバクテリアのお陰なのかもしれない。

ミナのそら豆

とれたてのそら豆を頂いた。ミナが普段は柿やリンゴの収穫を手伝っているアルバイト先で頂いたものを、私に持って来てくれたのだ。それにしても、インスタ映えしそうな美味しそうなそら豆だ。ミナちゃん、ありがとう。しばらくは、勿体無いので、ザルに入れて飾っておくことにしよう。それはそれは笑ってしまうくらい立派なそら豆で、私は家に帰るのも待ちきれずに直ぐに筋をむいてサヤの中を見てみた。すると、おもちゃのような可愛い豆が3つも入っていた。自然って凄いんだな、こんなかわいい形のものを作り出してしまうなんて。…もしかしたら、いつもミナちゃんの笑顔が素敵なのは普段からアルバイト先で土に触れ自然の中で作業をしているからかもしれない。

キジムナーの宿る木

お花屋さんの店主に、育てやすい植物を聞いてみた。パキラ・ポトス・ガジュマル、どれも育てやすく開運植物で人気があるそうだ。パキラは中国ではマネーツリーと呼ばれ幸運の木とされていて、ポトスには耐陰性があり水耕栽培でも育つ。ガジュマルは、沖縄の植物で見た目が可愛い精霊の宿る木。私は悩んだ末にガジュマルを選ぶことにした。植物を育てるのが苦手な私がこれを選んだ理由は、シンプルに精霊であるキジムナーをお家に呼んでみたいと思ったからである。タコとニワトリとオナラが嫌いな精霊。…ガジュマルを育ててからもう直ぐ6カ月経過するが、まだ植物は枯れていない。それは多分、私の植物を枯らせたくないという気持ちより、精霊に逢いたいと思う気持ちの方が優っているからだと思う。

種を蒔く。

小学校の理科の時間に、ひまわりの種を蒔いた。各々が自分の鉢にふたつぶずつ種を蒔いた。後は、教室の前の庭に並べられて日直の人が水やりをした。その頃転校生だった私は、放課後にはじめて出来た友だちと『早く芽が出るといいね。』と言って一緒にお水をあげたり種に話しかけたりしていた。暫くして友だちの鉢に芽が出た、それも2本も。それから後もほとんどの人の鉢に芽が出てきたのに、私の鉢の芽はひとつも出てこなかった。今思えば、根腐れしていたのだろう。…そんなある日のこと、友だちが『芽が出た。見に行こう。』と私を誘ってくれた。急いで行ってみると私の鉢にも、ひとつ芽が出ていた。すごく嬉しかった。それは、あの頃の私の一番嬉しかった思い出である。理由はね、私の鉢のとなりの友だちの鉢のひまわりの芽も1本になっていたからなんだ。ありがとうね。

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